定期通販・D2C向けデータ経営支援ツール「KOURY」サービス開始

プレスリリース

2022.09.28

概要

名称 :KOURY(コウリー)
URL :https://service.koury.jp/
<定期通販・D2C事業者向けデータ統合経営DXツール>
必要なデータを収集し、課題を可視化。独自AI技術によって課題解決・改善プランを提案し、成長戦略に基づく事業計画を自動で策定します。
①事業計画との差分の要因を瞬時に分析
事業計画との差異と対応策を瞬時にキャッチアップ、事業の軌道修正に集中できる
②独自研究開発されたAIによる収支予測
蓄積されたデータを元に、AIによる正確な収支シミュレーションを実現
③AIが自動で事業計画を作成
様々な実績データから、AIのサポートを受けながら自動で事業計画の作成が可能

開発背景

定期通販事業において「ユニットエコノミクス(商品単位でみた損益分岐点)を見極め、正しく投資をコントロールする」ことの重要性は広く理解されています。一方で、当社がご支援させていただくクライアント様からは、下記のような課題に関するお声を多く頂戴しておりました。

これら様々なハードルにより、計画策定や軌道修正の判断にも苦労されているのが実態です。
当社も自社ブランドの販売あるいは他社様ブランドの販売支援にて、このビジネスに長年携わりながら同様の課題に何度となく悩まされてきました。集客投資を最適化するため、ユニットエコノミクスの見極めを精緻にしようと大掛かりな実績収集の手順化や分析指標の高度化に取り組んできましたが、運用の難しさが仇となってあわやというトラブルに発展しかけたこともあり、身にしみて理論と実践の間に溝を埋める必要性を感じていました。
EXCELのような馴染みのある表計算ツールで運用を開始しても、柔軟さゆえに属人化してしまい社内展開が難しい、BI環境やデータ分析体制の構築に取り組むも事業特性にアジャストしたものにしきれず挫折してしまう、CRMやBPMといったツールは様々なビジネスに対応できるようになっているため機能が多岐に渡りすぎて必要十分となっていないなど、課題にフィットするソリューションが業界として存在しない状況でした。
前述した経験での試行錯誤から、データサイエンスと定期通販独自の領域ナレッジをかけ合わせることで業界課題を解決して本来やりたい商品の企画・開発に集中してもらうためのプロダクトとしてKOURYは開発されました。

特長

プラン

ビジョン

小売/EC業界において定期通販におけるSaaS市場のポテンシャルは競争が激しく、事業者の入れ替わりも激しい一方で、市場規模は直近でも1兆円、3,000社程度ある十分大きな市場と見立てています。(※1)
まずは悩みが特に深いと捉えている商品ブランド点数が多いかつ事業・組織拡大を積極的に目指す企業を中心として100事業社への導入を年間目標とし、各社の事業成功への貢献・プロダクトとしての成果事例づくりを進めてまいりたいと考えております。
各社へのインタビューを繰り返す中で「カスタマイズ性のコントロール」がプロダクトとしての成功のポイントだと捉えています。注視しなければならない分析指標は商品のカテゴリやフェーズによって異なるため要望に柔軟に応えられることが重要な一方で、どういったオペレーションを組むかに枠組みを与えることが経営の合理化・業務の効率化・安全化につながると確信しております。
LTV、CPO、投資回収期間といった重要指標の算出やAI活用による推定精度の向上、アップセル・クロスセルオファーの最適化提案などの機能を提供する。さらにそこで蓄積されていくデータによって仕入れ・在庫管理の最適化や獲得数・獲得効率を最適化するメディアミックスの最適化などを簡易化・高度化を行う。使えば使うほど経営層も現場も使い続けたくなるプロダクトへ今後も磨き上げていきたいと考えています。
(※1)出典
株式会社矢野経済研究所「サブスクリプションサービス市場に関する調査(2022年)​

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